閉鎖病棟と開放病棟との中間に位置し、個別的な対応を要求される病棟です。
個々の特性や精神的状態を十分に把握しできるだけ開放的な環境、雰囲気を整え適切な治療や看護が提供できるよう努力しています。
高齢の患者さんに対しては、ADL保持のため、リハビリを中心とした日課表の作成を行い、レクリエーション及び、日常生活活動なども活発に行っています。
また、医療チームである他職種スタッフとの連携を密にして、家族の方々への積極的な働きかけと援助を行い、患者さんの社会参加への促進に努めています。
ベッド数 52床
看護体制:受持制と機能別看護の混合型
短期入院や社会参加に向けての具体的調整、神経症や、精神的安静と休養を目的とした患者さんを対象に、治療する病棟です。
早期退院・社会参加を目指した、積極的な種々のレクリェーション活動や、作業療法やSSTの推進、社会生活に近い生活ができるような配慮し、個別的な関わり等を重視しています。
一方、慢性患者・単身者の方の入院もあり、看護は多様化しています。家庭復帰・社会参加のためには、今、一番何が必要なのかを、絶えず問い返しQ0Lの向上にむけて、看護活動を行っています。
ベッド数 52床
看護体制:受持制と多機能別看護の混合型
急性期から症状が落ち着き転棟されたり、軽症で入院される患者さんに、社会参加へ向けての精神科リハビリテーションを行っています。
精神科リハビリテーションとして、病気により自分の身の回りのことができなくなってしまった方々に、日常生活全般にわたる援助・指導や、人との接し方や社会的マナーの習得等、社会参加へ向けて必要な生活の技術や態度を身につけるため、レクリェーション、作業療法、SST(生活技能訓練)等を行っています。
明るい環境の中で、職員も患者さんと共に、一緒に動き、一緒に考えられるよう努めています。