新年のご挨拶
理事長 吉田 弘美

皆さん新年あけましておめでとうございます。
この挨拶いったい何回くらい言ってきたのだろう・・・年齢からして数百回なんかでは足りるわけもないし、数千回、いやいやもっと多いかもしれない。それにしても季節の挨拶であってもこれだけ同じ言葉を発して邪魔にならないのはやはりお正月の魔力だと思う。前にも書いたけど、お正月はリセットする場だと思います。パソコンのように自分を再起動するのです。過去を引きずると、心はこわばっていくばかり、やがて硬直し動かなくなってしまいます。だから再起動=リセットしなくてはいけません。リセットするのに一番いい正月の過ごし方は何といっても寝正月だと、私は勝手に思っています。
正月は昔ながらのコマ回したり羽根つきをしたりするじゃないか、という声も聞こえてきそうです。でもね、コマは中国から高麗を通して伝わったもので、もともと、鳴りゴマだったみたいです。その音が悪霊を追い払うとされ、新しい年の初めにぶんぶん回したのです。羽根つきは羽子板が不幸を跳ね返す板です。そして、羽の頭の無患子(むくろじ)の黒い実には子供が病気にならないようにとの意味が込められました。無患子(むくろじ)は「子が患わ無い」と言う意味です。そして翅(はね)はトンボの羽を表しています。何故トンボの羽かというと、トンボは蚊をエサにする益虫だからです。お正月に羽根つきをすることで、縁起を担ぐわけです。そう大体が新しい年に向けての儀式です。…で、個人の気持ちをリセットさせるのには、やっぱり寝正月が一番だと私は思うわけです。何か他のやりかたを知っている人がみえましたら是非お教えいただきたいと思います。 
さて、泣こうが喚こうが、時は容赦なく過ぎていきます。昨年は春に新棟、外来、PSW室、歯科、レントゲン、事務部門の引っ越しがあり、とても慌ただしい春でした。それから秋には50周年のイベントが色々あり、とても忙しい一年でした。ふりかえってみれば本当に色々な皆さんのおかげで今日の法人が成り立っていることを、改めて痛感しました。これには感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。そして私がとても嬉しかったのは新しく素敵な人達が私の周りに集まってくれたことです。詩人でアフォリズムの達人である寺山修司の警句にこんなのがあります。

同じ鳥でも飛ばない鳥はなんだ?
それはひとり という鳥だ
-赤糸で縫い閉じられた物語-

そう、やはりひとりはいただけません。今年も徳なんか積むよりもすてきな人たちとの沢山の出会いがあるように・・・・と初詣にでも行きましょう!
2016年もどうかよろしくお願いいたします。
最後まで読んでくれてありがとう。


(白帝ニュース平成28年1月)


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