還暦って・・・?
院長 井上 泰弘

この9月で59歳になりました。来年はいよいよ還暦です。
還暦とは読んで字のごとく、十干十二支(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸と子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)の組み合わせが一巡する60年がたったということです。十干とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸のことですが我々には昔の通信簿の点数が甲乙丙丁だったらしいぐらいしか思いつきませんね。十二支は今でも使われるし年賀状のデザインには必ず出てきます。これら10と12の組合わせなら120通りじゃないかと思われるかもしれませんがさにあらず。組み合わせ方法は最初の甲と子を組合わせて甲子(こうし、きのえね)、次が乙と丑を組み合わせて乙丑(いつちゅう、きのとうし)…という風に順繰りに組み合わせます。それで10と12の最小公倍数である60通りになるわけで、そのため出てこない組み合わせ(甲丑など)が半分あるわけですね。ちなみに高校野球の甲子園は大正13 (1924) 年、甲子の年に完成したことにちなんで名付けられました。ここできのえ(甲)きのと(乙)というのは十干のそれぞれに五行の木火土金水をあてはめ、それぞれを陽の兄(え)と陰の弟(と)に分けたということからの呼び名だそうです。だんだん頭が混乱してきましたね。
この年の数え方は古代中国で生まれ、それから現代までずっと続けられています。これを輸入している国でもこれが共通しているので漢字文化圏の日本、韓国も共通なのです。
たとえば秀吉が朝鮮に出兵した文禄の役(1592年)は韓国では壬辰倭乱(じんしんわらん韓国読みではインジンウェラン)と呼ばれます。だいぶ前に韓国で「壬申倭乱」という歴史ドラマがヒットしているとの報道を見たことがあって、豊臣秀吉が韓国語をしゃべっているのがなんとなく面白かった覚えがあります。
幕末に薩長と旧幕府側が戦った戊辰戦争(1868年)はぼしん(つちのえたつ)の年。中国で孫文らが清朝を倒した辛亥革命(1911年)はしんがい(かのとい) の年になります。ほかに有名なものとしては大海人の皇子と大友の皇子が戦った壬申の乱( 672年) がありますね。
こうしてみると年を十干十二支で表すのもなかなか重厚感があっていいですね。ちなみに今年は甲午(こうご、きのえうま)の年で来年すなわち私の干支は乙未(いつび、きのとひつじ)になります。
還暦には赤子に戻るということで赤いちゃんちゃんこを着せるという風習もありますね。私も生まれ変わったつもりで新しいことに挑戦…でももう年だしなあ…。

(白帝ニュース平成26年10月)


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