変化のとき
院長 井上泰弘

4月に入って社会にも当院にも大きな動きが出てきました。
一番大きい変化はなんといっても「消費税の値上げ」でしょう。いろんなところで生活に影響してきますが病院でも例外ではありません。医療材料やいろいろなところでの購入に税金がかかってきますが、問題は医療機関では消費税分を医療費として患者様に支払っていただく部分に上乗せできない(医療費は非課税ですので)ことです。そのため税金の上がった部分は病院側の持ち出しとなります。これを考えて今回の診療報酬改定では若干の引き上げがありました。これがどの程度助けになるかは未知数ですが、患者さまの窓口支払いにも少しの影響があると思います。ご理解をよろしくお願いいたします。

2番目はその診療報酬の改定です。今回は重点課題として医療機関の機能分化・在宅医療の充実があげられました。急性期を担う病院と慢性期に在宅治療を支援する病院の2極化をさらに推し進めて医療資源を効率的に配分しようとの意図のようです。精神科分野でもいくつかの改定があり精神病床の機能分化や地域医療への移行などが評価される仕組みになってきています。一時ニュースにもなった急性期の精神科医療を他の医療機関並みに整備していこうとする方向とアウトリーチなどの地域医療・在宅支援を整備していこうとする方向とがみられます。
これらの変化は国の方針の変化を具体的に示すものなどで、病院としてはそれにどう答えてより良いサービスを提供していくかを考えなくてはいけません。何がより良いサービスなのか、という問題にこれから真剣に取り組みたいと思っています。

当院でもいろんな変化が起きています。まず医局の顔ぶれが大分変ってきます。詳細は外来のお知らせなどに譲りますが、犬山病院も世代交代のさなかにあるのかもしれません。その他の部門でも世代交代の波は少しずつですが確実にやってきています。できるだけ良い人材を発掘して病院の未来像を確立していく努力が要求されています。

そしていよいよ新棟の建設が始まりました。当院で一番古い北病棟は建築後40年以上たって老朽化が進み耐震基準も満たさない状況で早急な建て替えが望まれていました。今回様々な条件がそろい建築が始まったことは喜ばしいことです。場所は以前職員の駐車場があった西棟の西でほぼ同じ大きさの建物です。1階は新しい外来棟、2階と3階が病棟になります。「本館」と呼ぶことになっていますので新しい病院の「顔」ができることになります。新しい外来棟は診察室等もより広々とした造りとなり、事務部門も移動しCTなどの検査機器も導入する予定です。よりきめの細かい対応ができるものと期待しています。2階病棟は主に高齢者に対応する病棟でこれからの時代のニーズに答えようとするものです。3階病棟は今の北3病棟が移転する形ですが病室もより広くなるのでもっと良いケアができるようになるでしょう。工事中は何かとご迷惑、ご不便をおかけすると思いますがよろしくお願いいたします。

このように今年はたくさんの変化が待ち受けています。「常に変わらずにあるためには変わり続けなくてはならない」という禅問答のような格言がありますが、これを病院用に直してみると「常に良い医療を提供するためには自己変革を怠ってはならない」ということだと思います。これからも変化を恐れることなく前に進んでいきたいものです。

(白帝ニュース平成26年4月)


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