夜空を眺めて
看護部長 永田 英樹
 
先月の13日午前3時をピークにペルセウス座流星群が見られました。私も23時ごろからリクライニングできるキャンプ用の椅子を庭に持ち出し星空を睨んでいました。午前3時まで40個以上(実際にはもっと流れていたはず)見ることができました。見た方はみえますか?(その日は睡眠不足でした・・・)
以前、小学校の時にクラシック音楽に興味を持ったという話をここに書きましたが、もう一つ天文にも小学校から興味がありました。父親に5冊セットの天体の本を買ってもらったり、祖母に天体望遠鏡を買ってもらったりと、夜空に目を向けていました。
1光年(光が1年に進む距離)が、9兆4600億kmだとか(どのくらいか良く分からん?)、地球が1秒間に30kmの速さで太陽の周りを回っているとか(どんな速さなんや!)・・・。本を読み、色々と興味が湧いていました。夜空を見上げて、色々な星座や、惑星の動きなどを一生懸命に憶えようとしました。
今でも夜空を見上げて星座を眺め、星と星を結んで星座を作り、その星座の形をイメージし、その星座のギリシャ神話での経緯を思い浮かべるとなかなか飽きないものです。
天体観測は望遠鏡や立派なパソコンがなくてもいろいろと楽しめます。想像を膨らませさえすれば、自分なりの宇宙観が広がります。冬の南の空、オリオン座の斜め下におおいぬ座があり、その犬の口元で光る一等星シリウスは真冬の空に青白く光り、何とも言えぬ感慨を与えてくれます。
星座の観察とは同一のものではありませんが、我々看護師にとって「観察」は重要なものです。以後の看護過程を展開していく上で、「観察」はなくてはならないものです。
F・ナイチンゲールは、「正しい観察が極めて重要であることを強調するにあたっては、なんのために観察をするのかという視点を見失うようなことは、絶対にあってはならない。(中略)生命を守り健康と安楽とを増進させるためにこそ、観察をするのである。」と言っています。基本中の基本を改めて看護覚え書で確認しました。
精神科では参加的観察と言われるように、日常の療養生活の場だけではなく、いろいろな場面において観察の場があり、その情報を駆使して看護援助に生かしています。また、精神科といえども精神面だけではなく、身体面の観察も重要であり、見過ごし(観察漏れ)ていたでは、済まされない重大な展開を招いてしまいます。
P・ベナーは、「看護師による診断とモニタリングの機能が不必要だとしたら、通常患者は入院する必要がない。」として、観察から来る診断・モニタリングが、看護師の中心的な役割だと言っています。看護師の31の能力の中で看護師は、「患者の状態の重要な変化を察知し、記録する」、「患者の衰弱や病状悪化を予測する」、「問題を予知して先の見通しを立てる」「患者ケアニーズを予測する」等の力を、看護師がエキスパートとなるために身につける必要があるとしています。患者さんの安全・安楽・自立を目指して更なる観察力を身につけたいものです。
もう、時々テレビ等で放送されていますが、年末に向けアイソン彗星がやってきます。明け方の空に見えるそうですがどれくらい見えるかはよく分かりません。寒いと思いますが早起きをして見てみましょうか。かの有名なハレー彗星は約75年周期、日本人発見で有名になった1996年に接近した百武彗星は次に接近するのは115778年頃だって!生きているうちに一つぐらい「彗星」っていうものを見ておいてもいいかなって思いますが…。

(白帝ニュース平成25年9月)


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