さぁ、一年

理事長 吉田 弘美

また新しい年がやってきました。新しい年は、お正月から始まります。お正月という行事は普通の行事と少し違うような気がします。世の中の大抵の行事は徐々に盛り上がり、最後に大爆発するようなものがほとんどです。クリスマスもツリーや飾り付けをしてだんだん盛り上がりクリスマスイブ、そしてクリスマス。祇園祭もよいよい山、よい山、祭り本番となります。一方、お正月は12月31日の大晦日から年が変わって、いきなり大爆発します。「あけましておめでとうございます。」の挨拶が飛び交います。初詣にはじまり、元旦には「おせち料理」や「お雑煮」「おとそ」をいただき、ゆっくりして2日から「書き初め」にはじまり、「初荷」、「初夢」、「初釜」と盛りだくさんの行事が続きます。ただそれも、全ての人が参加するわけでなく、基本はのんびり御家でごろごろです。子供の頃は今のように開いているお店もほとんど無く、とても退屈だったのを覚えています。三が日を過ぎると、世の中がゆっくり動き出し7日の七草粥、15日の小正月と静かに収束していくかのようです。元旦を大正月と言うなんて、まるで、ビックバンみたいです。子供の頃は退屈だと思った正月ですが、これは世の中をリセットさせる行事ではないかと思います。仕切りなおして、さぁ、一年!なんか元気になってきませんか?
さて、経済もここに来てどんどん悪くなるばかりです。残念ながらその行く末はリセットしかないように思われます。ただこのリセットはお正月のような生易しいものではないでしょう。なぜなら、経済の仕組みそのものが変わる可能性があるからです。いろいろなものが変わるでしょう。システムだけでなく、考え方も変えなくてはいけないかもしれません。今までのように対立軸での考え方も改められることでしょう。外に敵を設定した方が簡単だったのでしょうね。また同じ企業の中でも採算部門とか非採算部門とか言うように敵を作ってきましたが、これもおかしな話です。直接利益に関係が無いだけで悪者扱いです。本当に必要が無く害があるとすればそれは経営者の失策です。当院に非採算部門はありません。全て必要な部門です。もちろん時代の流れに沿って変化していかなくてはなりません。時代に環境に適応していかなければ、ちゃんとした企業ではありません。
この頃、第一次大戦後の恐慌時代の人々の様子を調べています。ほんとに凄まじい話でいっぱいです。でも、どんなに大変で仕事も無く、食べ物が無くても人々は話し笑い、泣き、助け合い力強く生きていました。そんな人間を見つめ直し、惚れなおすのもいいかもしれません。
さぁ、一年!どんな年が来ようと惚れる人間にたくさん出会える年になってほしいと思います。

(白帝ニュース平成22年1月)

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