人生の節目を迎えて

看護部長 末続 なつ江

頬をなでる風が心地よく若葉、青葉が目に付き、様々な花が迎えてくれるであろう季節になってきました。平成21年を迎え、私にとっては一日一日が今まで以上に早く、短く感じる日々です。
昭和61年3月に九州の福岡からここ愛知に転居し、犬山病院に勤務して23年が過ぎました。今、思えばとても短かかったように感じます。
沢山の喜びや悲しみに遭遇してきましたが、振り返ってみると、懐かしくもあり、又感慨深くもあり、ここまでこれたのもよい上司、よい医療スタッフ皆さんの支えがあったからこそと深く感謝いたしております。
病院に就職し、最初の病棟が老人の方を看護する病棟でした。その病棟の主任を1年、師長を約9年、それから現職位の看護部長として13年です。
臨床で勤務していた頃、「褥創ゼロ」を目指し、スタッフ一丸となって、試行錯誤を繰り返し、限られたマンパワ-の中で目標を達成したときには、看護の力のすばらしさに喜びを感じました。
名誉院長先生の「精神科も一般病院のようでなくてはならない」という教育のもと、スタッフに同じようなことを熱く語っていた自分の姿を思い出します。仕事が終わるとスタッフとコミニュケ-ションをとるために、深夜まで意見を交換し語らったことが楽しい思い出の一つとなっています。
部長職になってからは、自分と病棟で一緒に勤務していたスタッフが1人、2人と師長や主任に成長し、今ではほとんどの師長、主任が一緒に勤務した同士です。その成長をこの目で見届けることができたのも、スタッフの成長がみえるのも私にとっての喜びであり、一つの財産です。
ここまで足早にかけてきて今60歳を目前に、“喪失感”に似た気持ちを味わっている自分がいるのも事実です。
講義で何のこだわりもなく使ってきたこの言葉、人は本当にこの気持ちを味わい、考えて行く事に遭遇するんだと実感しています。
看護人生32年、このほとんどを犬山病院の変化と共に歩んできたように思います。
私の看護観である“看護とは戦いである”ということと“人生とは自転車のようなもので、立ち止まると倒れてしまう”という言葉をいつも心の中でつぶやき自分を奮い立たせ、倒れそうになった時には多くの人に支えられここまでやってきました。
自分の意見を変えることがなかなか難しく、仲間とぶつかりあうこともありました。
でもぶつかりあったからこそ、お互いに理解し信頼を深めることが出来ました。
そんな時、病棟に行くと患者さんの何気ない一言に癒されたことも多々あり本当に深く感謝しています。
いつか精神の臨床で勤務したいと思っていた私ですから、長年勤務することが出来、そして今、定年を精神の臨地で迎えることが出来ることに大きな喜びを感じています。
皆様長い間本当にありがとうございました。定年後は職員全体の教育や相談窓口としての業務をさせていただく予定です。これからもご指導宜しくお願い致します。

(白帝ニュース平成21年5月)


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