ゆく年くる年、でなく・・・新世界?!

理事長 吉田 弘美

2008年はきっと後世から見れば変革の境目がはっきりと見え出した、つまり変化が具現化し始めた、はじまりの年と記される事だと思います。秋の金融危機以来、世界はこれから先、さらに不況に拍車がかかり資本主義の根幹をも揺るがしていく事でしょう。米ドルは80円を割り更なる安値を更新していく事と思います。
さてそんな中での新年は、もはや今までどおりの年を迎える喜びで浮かれていられるでしょうか。今年はちょっとした心構えが必要になることでしょう。まず、どんなことが起こっても慌てずにいられること。臨機応変に物事に対処できる能力も重要です。決め付けたり思い込みで進んでゆくことも戒めなくてはなりません。経済はとても冷え込むので、給与やボーナスもなかなか増加する事はないでしょう。物質的なもので楽しみを得るのは難しくなると思います。失業者もずっと増える事でしょう。今までの視点から見ると、とても窮屈で嫌な世界の到来に映ると思います。世界は今までとは変わっていくのです。
そんな時、私達はどうするか?まず、最初に要求される事はそんな中でも楽しみを見つけることです。どんな環境であれ楽しみを見つけなくては人は生きていくことができません。変化の中でこそ塞ぎ込んだり自己規制をかけるのでなく楽しみを見つけることこそが大事だと思います。もっとも、自身を自虐的に扱うことで楽しみを見いだす…といった人もいることと思いますので、そうした性癖を否定するつもりは毛頭ありません。柳の枝のごとく、しなやかに、そして臨機応変にいられる事が重要です。新しい楽しみを今年はみんなで沢山みつけていきたいと思います。その為に一番有効なのは視点の変換しかないのではないかと思います。そして、それには単純であるという事も、とても大切です。今までのやり方、考え方は全て忘れ去ったほうがいいでしょう。そして愚直であること、人を信じることが大切です。巷では現在、様々なセキュリティー商品が溢れていますが、どんなにお金をかけたセキュリティーだとしても所詮人間が構築したものですから、破られるときにはあっさり破られてしまいます。コピー防止だとか、PCウイルス防止だとか様々ですが実はそんなものより人の手による意図的漏洩が一番の原因だそうです。そう、つまりそれを正当に扱える人が、意図的に漏洩しているのがほとんどなのだそうです。私は、一つの例としてですが、煩わしいPC用のウイルスソフトを入れていません。感染したときはどうするんだ?…といった声がきこえてきそうですが、その時はしょうがないなと思います。人生あきらめも肝心ですから。それよりも、一緒に仕事をしている人を信じられないような職場では、お先真っ暗でしょう。
新しい年、新しい世界はしなやかに、かつ臨機応変に対処できる素直な心と、たとえ激流の中にあっても日々を楽しむ能力がなければいけないと思います。さもないと暗黒時代となってしまいます。事をなすことを目的とするのでなく、それをどうやって楽しんでいくかが重要です。
来たる時代を吹き抜ける最初の清風の中に私たちも加わろうではありませんか。それはそれで、とても気持ちのいいものだと思います。

(白帝ニュース平成21年1月)


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